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子どもの成長に絵本の読み聞かせは欠かせないものです。
ですが、子どもによっては絵本を読み聞かせている途中で嫌がってしまったり、どこかへ行ってしまうことも。
せっかく読み聞かせているので、じっとして聞いてほしいと思ってしまいますよね。
そこで、この記事では絵本の読み聞かせをじっとしない理由について解説しています。
- 絵本の読み聞かせでじっとしない原因
- じっとしない時の対処法
- 子どもがじっとして聞いてくれるおすすめの絵本
絵本の読み聞かせで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
絵本の読み聞かせをじっとしない原因は?
子どもが絵本を読み聞かせている最中にじっとしない原因はいくつかあります。
まだ言葉で伝えることが難しい年齢の場合、これから解説するじっとしない原因を1つずつ理解していくことが大切です。
それでは、1つずつ詳しく解説していきますね。
子どもが絵本の読み聞かせをじっとしない大きな原因として、そもそも絵本に興味がないことが考えられます。
主に以下の内容で子どもは絵本に興味を持つことができていないでしょう。
- 絵本が好きじゃない
- 絵本の内容が年齢に適していない
- 絵柄が好みじゃない
- 同じ本ばかりで飽きている
- 言葉の意味がわからない
ママやパパが楽しそうと思って用意した絵本でも、子ども自身に楽しそうと思ってもらえないと、当然子どもは絵本に興味を持ってもらえません。
また、0歳の赤ちゃんに小学生向けの絵本を読み聞かせても、0歳の赤ちゃんに内容を理解できるはずがありません。
毎日何回も同じ絵本を読み続けていると子どもは絵本に飽きてしまうでしょう。
子どもが絵本を読む気分じゃない時に読み聞かせをしてしまうと、じっとすることができなくなります。
特に子どもが眠かったり、疲れていたり、お腹が空いていると読み聞かせ自体を嫌がったりすることも。
更に、体力がありあまっているから体を動かしたいなど、子どもにとってしたいことがあると絵本をじっと座って読み聞かせてもらうことができません。
子どもの集中力が続かないと、絵本の読み聞かせをじっとすることができないこともあります。
以下の状況の場合でも子どもが集中することができません。
- 子どもの視界におもちゃなど気になるものが入る
- 部屋の中が散らかっている
- 人通りが多い場所で読み聞かせている
- テレビや音楽が流れている
3歳までの子どもの集中力は5〜10分ほどが限界だと言われています。
読み聞かせをしている時間やストーリーが長すぎると子どもの集中が続かないこともあります。
このように子どもに絵本を読み聞かせる環境が整っていないと、子どもは集中して絵本を読むことができません。
読み聞かせをしている人が楽しそうに読んでいなければ、子どもも楽しくないのでじっとできないこともあります。
仕方なく絵本を読んでいたり、早口で読んでしまっていたり、声の抑揚をつけずに絵本を読んでいませんか?
子どもはママやパパの雰囲気を敏感に感じ取ることができるため、つまらなさそうに読み聞かせていれば「ママやパパも楽しくないんだ」と認識してしまいます。
また、子どもは絵本は必ず最初から読むものだと分かっていないので、自分が好きなページまでめくりたがります。
親はついつい最初から読み聞かせたくなるので、「勝手にめくらないで」と怒ってしまうこともありますよね。そうすると、子どもは絵本の読み聞かせに嫌気が差してしまう原因ともなってしまいます。
もし勝手にめくって絵本が破れたとしても怒らないようにしてね。破ったとしても以下の記事を参考に簡単に補修することができるよ!
絵本の読み聞かせでじっとしない時の対処法
子どもが絵本の読み聞かせでじっとしない時に叱るのは控えて、これからご紹介する対処法を試してください。
子どもなりにじっとできない理由があるのに「じっとしなさい!」と叱ってしまうと、絵本を読むことが嫌いになってしまうかもしれません。
まず第一に、子どもに絵本を読み聞かせる環境を整えましょう。
具体的に以下の内容を実践してみてください。
- 部屋の中を片付ける
- 赤ちゃんの視界に気になるものが入らないようにする
- 人通りの多い場所で読み聞かせをしない
- 静かな環境にする
ただでさえ子どもの集中が続かないのに、部屋の中の環境が悪ければさらに集中できないことも。
子どもに読み聞かせをする前に、部屋の中のおもちゃを片付けたり、音楽やテレビを消したりなど子どもにとって絵本に集中できる環境を作ってあげましょう。
子どもに絵本を読み聞かせるときは、子どもに合った絵本を選ぶことも大切なポイントです。
- 子どもの月齢に適した絵本
- 子どもが興味を惹く絵本
- 子どもが認識しやすい絵柄
- 同じ絵本ではなく色々な絵本を読む
子どもの年齢に適した絵本だけではなく、子どもが認識しやすいパキッとした色で描かれている絵本などもおすすめです。
また、大人と一緒で子どもも同じ絵本を読み聞かされると飽きてしまいます。
子どもが飽きないように、様々なジャンルや絵柄の絵本を読むようにしましょう。
子どもから同じ絵本を何回も読んでほしい!とお願いされた場合は読んであげてね!
子どもに絵本を読み聞かせる上で最も大切なのは、大人も一緒に楽しんで絵本を読むことです。
まだまだ小さい子どもですが、大人の感情を敏感に感じとってしまいます。
大人が「つまらないな」と思いながら絵本を読んでしまうと子どもも「つまらない」と感じてしまいます。
子どもに絵本を読み聞かせるときは、子どもにとって聞き取りやすいようにゆっくり読んだり、声に抑揚をつけたりすることもおすすめです。
また、「にゃんにゃん(猫)がいるね」や「わんわん(犬)はどこに行っちゃったのかな〜?」などお話をしながら一緒に絵本の世界に入り込むことも大事ですよ。
子どもの集中力は生まれたときから身についているわけではないので、大人が根気よく子どもの集中力を育ててあげる方法もおすすめです。
集中力を育てる方法として、毎日数分絵本を読み聞かせてあげましょう。
毎日続けていくことで、徐々に子どもの集中力が身についてきます。
しかし、子どもに無理やり絵本を読み聞かせると絵本嫌いに繋がってしまうので注意してくださいね。
絵本の読み聞かせでじっとしない時におすすめの絵本
子どもが絵本の読み聞かせでじっとしない時におすすめの絵本をいくつかご紹介します。
実際に我が家も購入している絵本で、読み聞かせているときはじっとしてくれているので、ぜひ参考にしてくださいね。
赤や青い不思議な物体が「もいもい」や「もぉーい」と喋っているだけの「もいもい」という絵本です。
「赤ちゃんのために赤ちゃんと作った絵本」というキャッチコピーで、実際に赤ちゃんが絵本の審査委員として参加して作られた一冊です。
正直大人にはもいもいの面白さが理解できませんが、パキッとした色と「もいもい」という不思議なセリフが子どもには刺さるようです。
言葉を理解できない0歳から、自分でも話せるようになった2歳でもしっかりと楽しんで読み聞かせできています。
パキッとした色と可愛らしい絵柄が特徴の、「しましま ぐるぐる」という絵本です。
絵本の中身は、ハムスターをぐるぐる回らせたり、犬や猫がひょっこり顔を出すなどのしかけがついています。
すべてのページにしかけが用意されているので、最初から最後まで飽きずにしっかりと楽しむことができます。
0歳のときは大人しく目で追うことしかできませんでしたが、成長するにつれ、自分でしかけをめくったりするほど我が家では人気のある一冊です。
大人も大好きな人が多い、ドラゴンクエストのスライムが主人公の「スライム ぴぴぴ」という絵本です。
様々な色をしたスライムたちが「ぴぴぴ」や「びよーん」と階段を登ったり、体を伸ばしたりなど自由自在に遊び回っています。
絵本内のセリフのすべてがオノマトペで描かれているので、まだ言葉が分からない時期の赤ちゃんでもしっかりと楽しむことができます。
たくさんの色のスライムだけではなく、まるやしかくなどの形にも体を変えているので発語のきっかけにもなる一冊です。
絵本の読み聞かせで子どもがじっとしない時は環境を見直そう:まとめ
以上、子どもが絵本の読み聞かせをじっとしないときの原因や対処法についてご紹介しました。
- じっとしないには様々な要因がある
- 子どもに合わせた対処法を行うべし
月齢が低い子どもほど、言葉で伝えることが難しいので態度や感情で表すことがほとんどです。
絵本の読み聞かせは成長につながるだけではなく、ママやパパとのコミュニケーションの一部になります。
子どもの気持ちをしっかり理解した上で、絵本の読み聞かせをするようにしてくださいね。